2016.4.22
不動産投資を考えている方、または現在している方は「管理委託契約」という運用方法があるのをご存知でしょうか。
「管理委託」とは、所有しているマンションやアパートの管理を管理会社に委託することを言います。
自分での管理が不安な人や、仕事で忙しい人にとっては有用な手段となり得ます。
今回は、管理委託契約の流れを学びましょう。
まずはどのような形態、種類があるのかなどの基礎的な知識を頭に入れておきましょう。
その委託の方法には、「一括委託」や「部分委託」などがあります。
また、委託する内容いかんによって管理会社に支払う手数料も異なりますので、所有建物の規模や築年数などの具体的事情も考慮し、はじめに何をどの程度委託するのか、自分の中で明確にしておかなくてはなりません。
管理の委託には大きく分けて2種類あります。
それが「一般管理契約」と「サブリース契約」です。
「一般管理契約」は、管理会社が建物所有者の代理人となり、入居者との賃貸契約や家賃の入金管理などの事務手続きや管理などを行う形態です。
「サブリース契約」は、管理会社が建物所有者から物件を借りて、入居者と管理会社が直接、賃貸契約を結ぶことをいいます。
この場合、管理会社は自社のために入居者募集を行い、家賃の管理をし、建物所有者と自社のために建物の維持管理をします。
まずは管理を委託する会社を選定します。
できるだけ多くの会社を比較検討し、なるべく信用できる会社を選定するようにしましょう。
管理会社によっては独自の管理委託システムを展開している場合もありますので、きちんと確認をしてください。
決めたらその会社と契約内容についてよく話し合ってください。
細かい契約内容を決めたら、管理会社と契約書を交わします。
トラブルなく円滑な管理をしてもらうため、契約書の内容を明確に把握し、不明点は契約前に納得するまで話し合いや相談の場をもつようにしましょう。
あとは委託会社を信用して運営を任せるだけです。
おおまかな流れを見るとそこまで複雑な話ではないので、一度検討してみてはいかがでしょうか?