2016.3.30
良い物件を探すには当然、選択肢が多いほうが良いでしょう。
空き家が増えれば、それだけ良い空き家に出会える確率も高くなります。
例えば空き家を借りてリフォームして、それを貸し出せば利益が得られますよね。
その件数を増やせば、管理は大変ですがその分収益も増やすことができます。
したがって、空き家が増える時期を狙って空き家を探すことは、不動産投資家にとってチャンスを増やすことになるのです。不動産賃貸でより利益を確保するためには、空き家の増減の時期についても知っておかなくてはなりません。
では、空家が増える・減る時期は具体的にどのようなときなのか?
以下で見ていきましょう。
空き家が一番多くなるといわれている時期は2月~3月と言われています。
まず、この時期は転勤のシーズンでもあるため、引越しを迫られる人が急増するからです。
そのタイミングで購入した自宅を手放す方も多く、結果空き家が増えやすいのだそうです。
また、冬の寒い時期は特にお年寄りの方の体調が崩れやすく、結果一人暮らしのお年寄りが亡くなってそのまま家が空き家になるケースも多々見られるのだとか。
次いで多いのが、秋の9月~10月です。
秋になると、会社の異動による転勤や結婚シーズンなどで人が多く動く時期になります。
6月に結婚する人が多いように思われますが、実は結婚する人が多いのは10月、11月ごろなのです。
ですから、この上記二つの時期に空き家が増えやすいことを念頭に置いて、空き家を借りるかどうかを検討すべきですね。
空家が減る時期ですが、これは4月~5月にかけてでしょう。
物件探しもひと段落ついてくるのが3月後半で、ここからさらに賃貸マンションの空き室も少なくなってきます。
そうなると空き家を借りて住もうとする人も増えます。
結果、空き家を取り合う4月、5月にかけて空き家は徐々に減っていきます。
入居してすぐに出ていくということも考えにくいので、この時期に空き家が増えるということはなかなか考えにくいのです。
特に、ワンルームマンションなど独身の入居者が多い物件は、上記の時期の影響を受けやすくなります。
ワンルームマンションの投資をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。