2016.8.12
今不動産業界で「不動産VR」について知らない人は、すぐにこの一大サービスについて知っておくべきでしょう!
今回は「不動産VRってどんなものなのか?」という疑問にお答えします!
「VR」は「ヴァーチャルリアリティ」の略式名称であり、「仮想現実」という意味です。
要は、「コンピュータ―が作り出した映像空間をリアルに体験できる技術」の事を指します。長年専門的な分野でしか用いられていなかったのが、近年エンタメ業界をはじめ、様々な分野でこのVR技術が活用され始めました。
基本的な使用方法は、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)と呼ばれる表示装置を装着することで、ヴァーチャルリアリティを体感できるというものです。
一見不動産とは関係のないような技術ですが、不動産業界では今まさに「不動産VR」が大注目されているのです!事実、VR技術を活用した不動産サービスを導入している所は増えてきています。
そのサービスとは、「VR技術を活用した物件の内見サービス」です。
従来多くの人が頭を悩ませていたのが、「忙しくて色んな物件を内見する時間が取れない」ということでした。本当はじっくり部屋を見て選びたいのに…という人々の悩みを解決する為に考案され普及し始めているのが、「VR内見サービス」なのです。
具体的な内容としては、顧客にヘッドセットを装着してもらうことで、わざわざ遠く離れた物件をいくつも回ることなく、ヴァーチャルリアリティの映像空間で部屋の細かいところまで確認することができるというものです。まるでその場にいるような錯覚に陥るほど、現代のVR技術は進歩しました。
不動産向けVRサービスは既にいくつもリリースされています。
最後にその中のいくつかをご紹介しましょう。
顧客を満足させ、コストを抑えることができるこのサービスは、今後ますます見逃せないものになっていくでしょう。
「ハコマンションVR」
段ボール型キットとスマホでモデルルームを体感できるサービスです。
視線を動かしながらバーチャルで内覧を体験できるこのサービスは、営業の効率化にもつながります。
「ROOM VR」
設計時に使われる3Dデータを元にCG空間を作り出し Oculus Riftというヘッドセットを使って見ることで、部屋に入り込んでその広さや高さ、景色の眺めを体感できるサービスです。